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社会人になって、人との接触回数が増えてくると、自分の意見が

何の反対もなしに全員から受け入れられることは少なくなります。

あなたは、社内のプレゼンテーションで思いがけない反対意見

もらった経験はありませんか?

 

社内会議等で、あなたが発表した意見に対して、思いがけない

反対意見が出たらあなたはどう思いますか?

そんなことみんなの前で言わなくても良いじゃないか?

普段、仲良くしているのに、そこまで辛辣に言うかね?

 

まさか、こんな子供じみた思いを描いたことはありませんよね?

こんな時の対応は、学生時代に一度くらいは勉強したことでしょう。

「対極軸の発想を持つ」ということです。

自分が絶対に正しいと思ったことでも、その逆の意見が必ず存在します。

広い視野と高度な交渉術を求められているあなたに、

何をさておいても身に付けて欲しいスキルです。

 

先のような、ツッコミはどんな会議でも必ず入る反論です。

あなたが、常日頃自分の考えの対局軸を考えていれば、

待ってたとばかりに即座に反論することができます。

何も言い返せない人は、対極軸を想定していなかったということです。

 

私のブログでは、日々の業務の中でスムースな会話の流れを作るため

いろいろな話法のテクニックを提案しております。今回の対称軸を

考えるという思考方法も漠然とした思考方法を、あるパターンで

考えをまとめることで、簡単に思考を確立させるものです。

日頃の、ビジネスの中でお役立ちできれば幸いです。

 

社会人の出会いの中で判断基準が確立している人

社会人の出会いの中で感情的に判断している人

以上の2つの判断基準が違う生き方を、日頃の仕事と照らし合わせて

見ていきたいと思います。

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社会人の出会いの中で判断基準が確立している人

人が何か判断基準を下すとき、その根底にあるのは「判断基準」です。

あなたが意識していなくても、毎日の会社での昼飯時、あなたは

「価格、量、味、待ち時間、健康への影響」などの中から、

いくつかの要素を抽出して決定しているのです。

 

普通サラリーマンは、上司から何か言われたら、

性格的に折れやすく、迎合しやすく、自分の意見を直ぐに変えたりして、

あとで落ち込んだりしています。

そういう人にこそ、自分の意見にたくさんのツッコミを入れて、

何か言われたら、「待ってた長さん!」とばかりに、

すかさず反論したいものです。

 

ハムレットばりに、悩んでいる人を見かけたら、

何を基準に悩んでいるか問いかけてみてください。

大抵の人は自分が何で悩んでいるか分かっていません!

 

「会社の新規事業の進むべき方向を、AとBとどちらの将来性が高いか、

で悩んでいます」と言うように、明確な判断基準が分かっている場合は、

それは正しい悩み方といえます。

判断を下す行為は、基準を考える行為

この問題も、難しいのは基準1だとA社、基準2だとB社と言うように

基準によって結果が明確に分かれてしまう場合です。

こんな時、あなたは悩まないで、上司に判断を任せるのです。

こんな場合のためにこそ、上司がいるのです。

 

つまり、判断を下す行為は、基準を考える行為でもあります。

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社会人の出会いの中で感情的に判断している人

対極軸を持つという思考方法は、キッチリとした「自分軸を持つ」

ということでもあるのです。軸がブレナイ生き方というものも

難しいことですが、自分の「感情」に責任を持つということです。

 

自分の信念を簡単には曲げないとか一貫性のある思考方法で

ことにあたるとか自分軸は「感情」に直結しています。

 

自分軸を持つということは、自分という太い軸を基準にして、

毎日降り掛かってくる様々な問題に対して、その基準で考えた場合

どう判断できるかということです。

よく言われ価値観と言われるものです。

 

普段の生活の中で、誰もが仙人のような境地に達するわけではありません。

感情的に成り、怒り散らすこともあるかもしれません。

ただ、自分の軸が何なのかが分かっていると、

人や物事を見る基準が決してブレないということです。

 

時代や流行に左右されない生き方とよく言われますが、自分の基準を

明確にしておくということが重要です。

ここで、対極の考え方をまとめてみます。5つの考え方になります。

 

大局的⇔分析的 抽象的⇔具象的 

主観的⇔客観的 直感的⇔論理的

長期的⇔短期的

以上の、5つの軸を行き来することで

本質を見極め、本質を踏まえた思考や行動を取ります。

なぜ、イノベーションが起こらないか

なぜ、いろいろな思考方法があるのに、

人は新しいことが考えられないのでしょう。

・それは、摩擦を怖れるあまり誰もが賛成する考えに行く。

・間違いを指摘されるのがいやで、論理的に正しい答えを求める。

・馬鹿にされないため、既存のアイデアをベースに考えを組み立てる。

 

新しい考え方、イノベーションは客観的、論理的思考に主観的、直感的な

考えが組み合わされてはじめて完成します。

メンバーが多くなると、無難なアイデアしか出なくなります。

あなたの周囲でも、奇人、変人と呼ばれている人にアイデアを出させた方が

斬新なアイデが出てくることでしょう。

スマホを使い倒す人は一流でしょうが、スマホに振り回されるのは三流。

金券ショップで公衆電話のプリペードカードをまとめ買いするおばさんがいました。

電話も持たないのは、電話に縛られるのが嫌なのだそうです。

電車に乗った途端、全員がスマホを始めるけど、ありゃ以上だね。

優先シートも何もお構いなし、世も末だねと言っていました。

「スゴイ自分軸だね!」

 

「本質を見極め、本質を踏まえた思考や行動をしていること」というのは

コンセプチュアルと言われている考え方です。

少し難しいのですが、私のブログで、新しい考え方があなたのお役に立てばと

紹介させていただきました。お役に立てたらうれしいです。

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