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社会人になって、一度もウソをついたことがない、

そんな人はいませんね。

そのくらいかそれ以上、一度も失敗したことがない

そんな人はいません。

 

あなたのここの失敗を振り返ってみてください。

ああ、こんな失敗するのは、俺くらいだよ!

みんなに、「合わす顔がない」などと落ち込みませんでした?

 

「あのとき、あれをしなかったら」

「あいつが余計なこと言わなかったら」

「もう、どうしようもない」

というような、後悔の山。

愚痴と絶望の海の中で

あがき苦しんだりするんですね。

うまくいかないときこそ、前向きになる

そういう気持ちも、よく解ります。

しかし、人は「ダメだ」と思ったときからダメになります

うまくいかないときは、それ以前にもまして、

前向きになることが必要なんです。

それ以外、あなたが苦境や失敗から

抜け出す方法はありません。

 

アメリカの雄弁家・フィリップスは、

「失敗とは一つの教訓にはかならないし、好転する第一歩だ」

と語っています。

 

失敗に打ちひしがれてしまうのではなく、

失敗を一つの教訓として、

その後のビジネスや人生に生かしていくのです。

 

私たちは、つまづいても転ばなければいいのです。

転んでも起き上がればいいのです。

よく見れば、誰もがつまづいたり、転んだりしています。

 

私のサイトでは、小さなつまづきは「ドンマイ精神」で、

くよくよしないで、「明日に向かって」

明るく駆け出すようにしています。

 

世の中には、いろいろな人がいます。

人生の出会いでは、他人のエラーを見て学ぶ人

人生の出会いでは、自分の失敗例から学ぶ人

こんな典型的な事例があります。

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人生の出会いでは、他人のエラーを見て学ぶ人

街を歩いていると、みんな元気そうです。

都会のオフィス街やショッピングセンターなどでは

こんなたくさんのひとが笑顔で暮らしているんだと

思わず自分も頑張るぞーと叫びたくなります。

 

しかし、一寸風邪を引いたり、ケガをして

大きな大学病院などに行くと。

たくさんの人が朝早くから、順番待ちです。

どこから出てきたのと言うくらいいます。

 

この2例を見比べると、つまずいたり転んだりするのは

あなただけではないということです。

ですから、うまくいかないことがあっても、

いつまでもこだわらないで、気持ちを切り替えて、

さっさと、新しい行動を開始しましょう。

 

「必要なのは、先が見えない中で実行する、

うまくいかなかったら撤退するという

トライ・アンド・エラーのスピードです」

 

社会人の出会いでは、誰もがこの

「トライ・アンド・エラー」を繰り返しながら、

自分のスキルを磨きながら高い能力を身に付け

涼しい顔で仕事をしているのです。

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人生の出会いでは、自分の失敗例から学ぶ人

社会人の出会いでは、失敗するよりは

失敗しないに越したことはありません。

しかし、人間の能力や知恵は、「失敗すること」で

身についていくこともあります。

 

あなた自身を振り返ってみても、

「あの失敗が今の自分の肥やしになってる」

そんなことも、一つや二つあるでしょう。

ですから、何事にも積極的にトライです。

 

部下やアルバイトの失敗に対しても、

「何事も一つ失敗することで一つ覚えるのだから

いつまでもくよくよしないこと」と、

フォローすることで、心もつかめます。

 

アマチュアゴルファーの“ゴルフの神様”と言われた、

ボビー・ジョーンズはこう言っています。

「人は敗れたゲームから教訓を学び取るもの」

どんな場合でも、失敗は決定的な敗北ではないのです。

失敗は成功のもと

失敗をバネにしたり、その原因を分析して

その結果を次の場面で生かせたら、

失敗は成功へのワンステップと言えます。

 

江戸初期にあっても、造園家・茶人の小堀遠州が、

「いかに古(いにしへ)よき事なりとも、

当代に合わざる事をするは下手なり」という

言葉があります。

 

江戸時代の初期の人でさえ、伝統とは絶対的なもの

ではありません。

上司や先輩から教わったことでも

時代に合わないものがあり、

言われたとおりにしていれば、

失敗しないわけではありません。

 

しかも、現代は技術革新がめまぐるしいスピードで

進んでいっています。

仕事のやり方も時代感覚も、毎日実務をしている

後輩のほうが時代にフィットしていることもありえます。

「仕事は先輩に学び、感覚は後輩に学べ」と言われますが、

先輩の出番は少なくなりそうです。

 

こんな違いの感覚は、あなたが毎日の実務で、

肌感覚で身につけるしか無いのです。

その感覚を絶え間なく身につけることで、

新旧の間に起こる摩擦を、最小限に

抑えることが出来るのです。

 

学ぶ対象は成功例にも失敗例にもあります。

特に大切なのが失敗例から学ぶことではないでしょうか。

職場でうまくいかないことや、

トラブルの原因について、

常に率先して考えて行動してくだい。

その積み重ねが、あなたを大きく成長させます。

 

いかがでしたか、失敗に学ぶことは大切ですね。

人は成功ばかりをつかもうと、先を急ぎます。

立ち止まって、過去の失敗を今一度振り返りましょう。

 

最後に、こんな言葉をお送りします。

「あやまちは人間をきめない
あやまちのあとが人間をきめる」

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