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社会人の出会いでは、色々な出会いがあります。
あなたが、人にお願いする場合、
「結論を、一つに絞るのは無理だ」と
断言する人も少なくは無いのです。
実は、あなたもそう思っていませんでしたか?
「伝えることがたくさんあるのに、
とても結論を一つに絞るのは難しい」と。
「ウソです!」
決して難しくありません。
あなたが、「真剣に考えていない」からです。
真剣に考えていないからこそ、
「結論を一つに絞るのは難しい」のです。
一寸キツく言えばそういうこと。でしょう
あなたが、いろいろな場面で説明する、
その目的は、基本的に「お願い」です。
話をする前に、相手に何を「お願いするか」を
決めるだけでいいのです。
まずは、話をする相手に、
「何をお願いするか」、
または、その「お願いの理由」が
話したいことの「結論」です。
簡単でしょう?
私のサイトでは、話の結論をキッチリ印象づけるために
最後に必ず「お願い」を付けるように
習慣化させています。
2つの生き方を通して学んでいきましょう。
社会人の出会いで、何をお願いするか分かっている人
社会人の出会いで、冒頭で大事なことを話せる人
今日、私が取引先やスタッフに
次のような「結論」を口にしています。
「昨日受講してきた研修内容を報告してください」
「この件について、アドバイスいただけますか?」
「情報共有のため話しておきます。ぜひ覚えておいてください」
「仕事をすすめる上で必要な情報があったら、教えてください」
「手が足りないので、手伝ってください」
「仕事の進め方がこれで良いか、確認をお願いします」
これら、6点はすべて「お願い」です。
しかし、あなたは違和感を覚えませんでしたか?
こんなの、いちいちやっていないよ。
いつも、やっている気がするものばかりね?
そうなんです。残念なことに、この「お願い」が、
実際の場面では省略され、
そのため、相手に伝わっていないのです。
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社会人の出会いで、何をお願いするか分かっている人
あなたも、この何点か「世間話化」されていません?
相手は、依頼しているのに、依頼したと思っているのに、
「お願い」を、一押ししないばかりに、
聞き流されてしまっているんです。
社会人の出会いでは、あなたの周囲の人たちは、
「自分に何をお願いされているのか」わからないとき、
「何が言いたいのかわからない」と感じます。
何を求められているかがわかれば、
その対応に必要な情報を
自分から質問などしてくるため、
「わからない」まま終わるということは少なくなります。
「自分は目の前の相手に、何をお願いしようとしているのか」
何を「お願い」にするかが決まれば、
話し手にとっても、話を整理しやすくなります。
そのために、意識してやっておいたほうが良いこと。
「自分は目の前の相手に、何をお願いしようとしているのか」
このことを意識するだけで、結果は大きく変わります。
それだけで、あなたがこれから相手に伝えなければならない
「お願い」――説明の結論――が
明瞭になってきます。
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社会人の出会いで、冒頭で大事なことを話せる人
「結論を一つに絞る」なが、難しい場合もあります。
先ほどの話と、「矛盾」するようですが、
そうではありません。
先ほどの話は、一つに絞れるのに
その努力を放棄している場合です。
今回の例は、「結論を一つに絞る」のが
端から無理な場合です。
具体的には「お願いしたいことがたくさんある場合」です。
この場合は、少しコツがあります。
「お願い」したいことがいくつあるかを先に言うのです。
「お願い」の数がわかっていると、相手も話を
聞きやすくなります。
結論も自然と頭に入ります。
話の全体像を相手に理解してもらってから、
一つずつ具体的にお願いを進めます。
例えば、先日話をしました、
「三つの結論(お願い)がある話」を例に上げると。
①新しい業務システムの導入で混乱が起きて、
自分ではうまく事態の収拾が図れないので助けてほしい。
②業務システムを元に戻すことはできないか相談したい。
③一人ひとりに新しい業務システムについて
理解を徹底する方法を相談したい。
この「結論」にしたがって、文章を作成することになります。
(紙面の都合上、文章は省略させていただきます。)
非常に長い文章になります。
読むのには問題ないでしょうが、これを話すとなると
大変だと思います。
聞く方も疲れると思います。
これに、先ほどのコツを当てはめると、どうでしょう。
長い文章の冒頭に
「新しい業務システムに関して、三つほど
聞いていただきたい話があります」と加えれば、
それだけで話が引き締まります、
「何を言いたいのか、よくわからない」とは言われないでしょう。
「これからこんな話をします」
「三つあります」といったテクニックは、先に述べた
「相手に心の準備をさせる」ということにもつながります。
ここまでは、説明の仕方を述べてきましたが、
説明の仕方の次に、心がけてほしいことです。
説明の順番について整理しておきましょう。
①相手に心の準備をさせる。
②客観的な「出来事」を伝える。
③自分の「解釈」を入れる。
④「お願い」をする。
この4つのステップが、
「結果を出す」説明の基本的な構成です。
まずは、この4つのテクニックをマスターしましょう。
あなたが説明の達人になることを願っています。
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