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社会人になって、いろいろな研修に参加して、
なるほどこの研修は受けてみて良かった。
なんだよ、こんなの時間とお金のムダだよ。
と極端に分かれしまうことがありませんか?
人はたいてい、自分を基準にして考えます。
自分ができることをできない人がいると、
「どうしてできないんだろう」と不満に思います。
しかし、言われる側に立ってみると、
できないものはできません。
小さな赤ちゃんに、「どうしてこんな簡単な、
計算ができないんだ」といってみても、
赤ちゃんに計算はできないのです。
ですから、家庭や学校、職場でそれぞれが
必要と考えたことやこうあるべきだというものを
目標にして、躾や教育・研修が行われます。
ところが人は教えればその通りになる
と言うものではありません。
また、教えたことを体得するまでは、
教える側が考えていたよりも多くの、
時間や訓練を必要とすることもあります。
教える側としてはイライラして来ることも
あることでしょう。ときには「何でこんなことが
できないんだ!」と大きな声を出してしまうことも
少なくありません。
私のサイトでは、同じ目的に向かって進む同志でも
それぞれの人間性、能力、感情には違いがあるもの
という原点に立って、お互いを尊重し合うという視点で
ブログをお送りしています。
お互い立場を尊重しながら、自分の個性を磨く、
そんな環境で毎日を過ごしたいものです。
社会人の出会いは、相手の立場になれる人
社会人の出会いは、相手の喜ぶことが出来る人
以上の視点から、眺めてみたいと思います。
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社会人の出会いは、相手の立場になれる人
ある人が、「部下が自分と同じ人間だと思い込んだ瞬間、
上司のストレスは始まる」言っています。
さらに、「部下と自分は違う人間だと肝に銘じることです」
とおっしゃっています。
つまり、どんな場合でも、相手との間隔を
どのようにとるかということが、大変重要な問題です。
これは、上司と部下という関係に限ったことではありません。
昔は、根性物や努力型がもてはやされました、
その中では、寝食を共にしながら目標に向かって
真っしぐらという感じでした。
今は、こういうスパルタ方式は流行らないのですね?
今でも、結構残っている感じはしますが。
同じプロジェクトに属する仲間同士であっても、
同じ会社の違う部署に属する人同士であっても、
取引関係の担当者との間においても、
同好会のメンバー同士であっても、
もちろん夫婦や友人であっても、
自分と相手は違うという認識が欠落すると、
トラブルが発生したり、自分が鬱になったり
しかねないのです。
人は自分と同じではないのです。
そして、そういう冷静さを保つことが、
「相手の立場にもなれる」という「余裕」を生みます。
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社会人の出会いは、相手の喜ぶことが出来る人
長い夏休みも終わろうとしていますが、
学校や会社、サークルなどで、社会人としての
交友関係を増していくと、いろいろ立場の違いが
ハッキリしてくるものです。
スラスラと、都会人口調で喋っている人が、
結構自分と同じ故郷出身だったりします。
学生時代の時間の過ごし方で、旅行が好きだった方、
まったく遠出をしたことがない方。
そんな人達も、社会人になると一斉に夏休み。
飲み会のときなどに、「今度の夏休み、家族に
旅行をせがまれて困っているんだよ」などと
結構真剣に悩んでいる先輩もいたりします。
そんなとき、自分の経験や見どころスポットを
話してみるとか、古くなった資料でもあれば
渡してあげるというように、相手の欲しい情報に
いち早く応えてあげたらどうでしょう。
仕事で、取引先の担当者から、「今度お宅の部長を
弊社の部長がご招待したいと言っているのですが」
というような話を聞いたら、お礼に添えて、
自分の部長の食事の好みや飲み物の情報などを
さり気なく伝えたらどうでしょう。
相手が必要としている情報にできるだけ早く応える
ということは、相手の立場になって積極的に
役に立とうという事を示す行為です。
ビジネスマンとしても人間としても、
「大切なことは、お客様に喜んでいただくために
できることは何かを、常に自分に問い続けることです」
相手が直接的、間接的に求めている情報を、
いち早く提供するということが、
相手を喜ばせることにつながるのです。
この暑い夏で、体調を崩している人も沢山います。
夏場の体調不良は、命取りのもなりかねません。
自分でやっている、健康法や人から聞いた治療法を
いち早く困っている人に伝えてあげる。
インターネットで調べたことや、テレビの豆知識なども
見ていない人にとっては、新しい発見です。
こんなことがということが、結構役に立つこともあります。
こんなことが!で、やらない人が大部分なのです。
何事であれ、相手の立場に立った、相手に良かれという
思いや行動に、相手は満足してくれるものです。
下世話な話になりましたが、常に相手のお役に立とうという
精神が、あなたを一段高い所に導いてくれるのです。
あなたの、お役に立てれば嬉しいです。
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