スポンサーリンク
あなたが社会人になって、数々の出会いの中で、
知識が無くて困ったことってありますか?
突然思ってもいないことを聞かれて、
ドギマギしたことはあるでしょうが?
そのために、取り返しの付かないことになったとか。
相手の会社との取引が無くなったとか。
そんなことは、ほとんど無いでしょう?
相手が聞いてくることと言えば、
ビジネスでは、相手が知らない自社の商品について、
その特性とか操作方法とかでしょう。
当然、そんなこと答えられますよね。
昔、駅には改札口と言うものがありました。
今も、そういう名称は残してあるのでしょうが
まったくもって、別物という感じがします。
木組みの(今にして思えば)小洒落たボックス。
その中で、右手にキップ切りのハサミを持って
朝夕人の列でいっぱいの改札口で、パチパチパッチン
ハサミをくるくる回して調子よく「キップ切り」
切符の中身を確認しながら、正しい切符か
瞬時に判断しながら、ハサミを入れて、客に切符を渡す。
中には、「キセル」といって中間を抜いて不正乗車する
そんな、お客も結構いたのです。
定期券のお客には、表示された区間と有効期間、性別を
瞬間的に判断するという神業を行っていた。
その駅の乗降に絡むすべての私鉄と国鉄(JR)の
駅名が頭に入っていなければ、こなせない仕事。
こんな、職人でないと出来な仕事が、現在は
コンピューターに取って代わられています。
私のサイトでは、単純な仕事でコンピューターに
仕事を奪われないために、日頃から私たちが
心がけなければならないことをお届けします。
今は、駅の改札口も「自動改札機」です。
ICカードをピットタッチするか、スマホで通過。
そんな世界で、2つの生き方を見てみましょう。
社会人の出会いで、知識が役立たない人
社会人の出会いで、本質を役立てる人
あなたは、現在どちらの生き方を取っていますか?
スポンサーリンク
社会人の出会いで、知識が役立たない人
昔、会社の経理の仕事をするには、珠算の知識や
簿記の2級か1級の資格が無いとできませんでした。
当然、貸借対照表の仕組みは理解していないと
仕事になりません。
だいぶ前から「仕訳」が出来ない「経理マン」がいました。
今では、貸借対照表など知らなくても、パソコンが
あなたの代わりに全てやってくれます。
あなたは、伝票の数字を正確に打ち込むだけ!
確かに便利な世の中です。
機会化が進んだせいで、誰でもやれる
仕事と言うものが増えてきています。
難しいことを言う、使いにくい「ベテラン」は不要。
ですから、ここ十数年位で賃金が下がり続けています。
極端なことを言うと、年間所得が「半減」しています。
誰でも出来る仕事に、高賃金を払う経営者はいません。
職業に貴賎は無いと言いますが、
稼げる仕事と稼げない仕事との違いはあります。
むしろ、その差は開き二極化しています。
単なる知識はタダ同然
あなたが身に付けているような知識は、
クイズ番組に出て視聴者に見せて
自己満足を計るぐらいのものです!
今の時代、グーグルやヤフーで検索すれば、
新鮮な正確な知識や情報はいくらでも得られます。
むしろ、あやふやな知識は「百害あって一利なし」です。
スポンサーリンク
社会人の出会いで、本質を役立てる人
そんな状況下で、私たちはどうしたら良いのでしょう?
機械では出来ないような、知識を組合わせたり、
物事を普段から深く考えて、普通の人が考えつかない
結論を導き出したり、新しいものを作り出せるかです。
今成功している人は、「思考力を高める」ことに努めています。
そのためには、深く考える習慣を身に付けることです。
テキパキこなす「作業」は、機械にドンドン任せましょう。
コンビニのレジ打ちなどの仕事では、「能力差」を
打ち出すことはできません。
多分、数年先には機械化されレジは無人化
されていくことでしょう。
むしろ、働く人が足りないために、「無人コンビニ」や
「ロボットコンビニ」の開発が、もう始まっています。
銀行のカウンター業務も、ATMやインターネットバンキングに
シフトされていくでしょう。
極端な二極化社会では、思考力を高めたり、
専門分野を極めた人でないと生き残れません。
そのためには、何事も深く突き詰める習慣を
身に付け、物事の本質をつかめるようになることです。
あなたの会社内でも、人事異動でまったく違う職種に
移る場合がありますね。
目の前のことを、マニュアル通り見よう見まねで
無難にこなして来た人にとっては正に「青天の霹靂」。
「青天の霹靂」はこんな場合には使わないでしょうが、
職種が変わり、複雑な思考を必要とする仕事では、
すぐにメッキが剥がれ、仕事が出来なくなってしまいます。
会社再建の神様のように言われている、現役経営者
「稲盛和夫」さんは、京セラ、KDDIの仕事と比べたら
日本航空の再建は、まったくの異業種。
経営の本質が身についていたからこその
短期再建が可能だったのでしょう。
戦後数々の大型倒産を管財人として企業再建に
取り組んだ早川種三さんが有名です。
『企業、会社というものは、他人がいかに潰してやろうとしても、
そう簡単に潰れるものではありません。
必ず内部から崩壊していくものです。
私は倒産の責任はすべて経営者にあると思っています。』
坪内 寿夫さんは、倒産寸前の企業を数多く
再建させた手腕から、「再建王」「船舶王」と呼ばれました。
『金は女と一緒で、追いかけると逃げる。
欲しい欲しいでガツガツするほど、
小さく儲けて大きな損をするのがオチだ。
経営者は金銭に恬淡(てんたん)な方が成功する。』
三人の方に共通していることは、
どんな場合も本質を勉強し、その本質の勉強の
仕方を知っていれば、どんなことでも出来る
ようになるということです。
あなたの、お役に立てたら嬉しいです
スポンサーリンク