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社会人の出会いでは、誰もが自分の好きなこと、
したいことを職業にしたいと考えています。
しかし、そのように自分の希望が叶えられる人は
それほど多くはないでしょう。
あなたがA社に就職したいと思っていても、
A社があなたを採用してくれなければ、
どうしようもないことです。
また、希望する会社に就職できたとしても、
いざ配属になると、現場では自分が好きなこと、
やりたいと思っていたことは、何一つ
やらせてもらえないということもあるでしょう。
現実は、学生時代に考えていたことと、
大きな隔たりがあるようです。
あなたは「753」という言葉を聞いたことありますか。
「七五三」なら誰でもしている、おめでたい行事です。
ところが「753」というのは、喜んで就職してから
三年後までに辞めていく人の比率を表ししたものです。
中学卒が七割、高校卒が五割、大学卒が三割、
最初に就職した会社からいなくなってしまいます。
しかし、元々、十五歳や十八歳、二十二歳の段階で、
一生の進路を決めようとする社会の仕組みに、
かなり重大な問題があるのではないでしょうか。
私のサイトでは、就職で「がんばろう」という姿勢、
それだけしか選択肢はないのだろうか、
「がんばる」だけでいいのだろうかと思っています。
少しでも、あなたの思考範囲が広がれば幸いです。
社会人の出会いで、好きなことを仕事にして後悔する人
社会人の出会いで、ゆとりで仕事の見直し切替ができる人
果たしてあなたは、どちらの人生を歩んでいますか?
人生は長いのです、あせる必要はありません。
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社会人の出会いで、好きなことを仕事にして後悔する人
社会人の出会いで、仕事選びをするときに、
自分が何をやりたいのか?という事を考えませんか。
そして運が良ければ、自分が好きなことに就けたり、
好きな仕事、あこがれの仕事に就ける人もいます。
しかし、最初に書いた通り、そうした人々の半数が、
「理想と現実のギャップが大きい」と落胆しています。
その結果として、3年ほどで3割の人々が離職しています。
好きなことを仕事にして後悔している人が多いため、
「好きなことは仕事にするな」とまで言われています。
自分が好きなことを仕事にできたはずなのに、
なぜこのようなことが、起きているのでしょうか?
好きことを仕事にしても「やりたいこと」ができるとは限らない
あなたもゲームは好きですか?
「寝る間も惜しんでやっている。」
「給料の大半をゲームソフトに注ぎ込んでいる。」
そうなんですよね、ゲームは麻薬的な魅力があり、
とても、楽しいものです。
しかし、ここにあなたと同じで「ゲーム気狂い」だった、
A君の事情を眺めてみましょう。
ゲームの世界は、現実とはかけ離れた世界です。
A君は大好きなゲームをプレイするうちに、
「自分もこんな作品を作りたい!」と思い始め、
熱心に就職活動に取り組み、お目当ての制作会社に
就職することができました。
しかし、A君に与えられた仕事は、誰もがやらされる
思い通りにゲームが動作するようプログラミングを
つくる仕事でした。日夜ディスプレイ上のプログラミング
言語とにらめっこをするばかりです。
A君は好きなことを仕事にしたはずなのに、
頭の中のアイデアを形にする「ワクワク」する機会は訪れず
自分がやりたいことは何一つできていないのです。
このように好きな仕事に就けたとしても、
組織人としては、必ず自分の「やりたいこと」を
仕事としてやらせてもらえる保証はありません。
結果として、みなさん自分のやりたかった仕事と、
実際に与えられた仕事とのギャップにつまずき、
「憧れていた仕事も、結局はこんな仕事なんだ」
と多数の人が失望してしまうのです。
「生産」することと「消費」することは、
まったく別ものだということです。
好きなことを生産する仕事に就けたとしても、
幸せになるとは限らないのです。
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社会人の出会いで、ゆとりで仕事の見直し切替ができる人
社会人の出会いの考え方として、
「こんなことをしていてもしょうがない」とか
「こんなはずじゃなかった」と考えて“転身”の道を
選択することも、将来のためになるかもしれません。
そうやって転職を重ねながら、自らの「天職」に
至るというルートが存在することも確かです。
昔からそうでした、やる気の人が人生を進むと
道は自ずと開かれていくものです。
ただし、「英雄は自分のできることをした人だ。
ところが凡人はそのできることをしないで、
出来もしないことを望んでばかりいる」とは
フランスの作家ロマン・ロランの言葉です。
一般的に、頭や行動の切替は、
遅いよりも早いほうがいいと思いますが、
焦って急ぐことは感心しません。
早すぎる切替が、上手な切替とはいい難いのです。
プロデューサーの秋元康氏は
「ここをがんばろう、あそこをがんばろうとするのではなく、
このがんばりとあそこのがんばりはいらないと
見直すことも必要ではないかと思います」
と言っています。
ゆとりを持って心の切替ができる人こそが、
本当の知恵者として尊敬されたり、
求心力を生んだりするのでしょう。
今日は、千田琢哉さんの言葉を贈ります。
「やったもん勝ち」の時代は終わった。
これからは「やめるが勝ち」
飛躍できないのはたくさん荷物を
持ち過ぎているからだ。
第2志望から第100志望を捨てて
第1志望だけに専念すれば
今すぐ飛躍できる。
「努力する」のではなく
「やめる」ことが飛躍のコツなのだ。
「やめます」
そう言えた時の感動を一生忘れない。
今日も、あなたにとって素敵な一日でありますように。
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