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社会人の出会いは、様々な行動や言動に出会い、

自分の生き方に戸惑いを覚えることもあります。

もともと、確固たる信念や生き様を持っていない人間が

突然社会に受け容れられないような人に会うとどうなるか?

 

社会人になるまでの人生の中でも、結構風変わりな人間が

あなたの周りに存在していませんでしたか?

芸術的かクリエイティブな環境で育った友人。

遊び心あふれ、自由奔放に楽しく生きる家庭で育った先輩。

 

そんな中で、普通の家庭で平々凡々と育ち、

競争心や他人を蹴落とすようなことがなかった人生。

社会や学校で問題を起こさないで、無事に務めを終えるように

教育・躾され、何の疑問も持たなかった人生。

 

しかし、偉人や天才はコツコツと基本を守り、

毎日一つのことを継続することで世の中の賞賛を手にしています。

そんなに、人と変わった難しいことは何一つしていません。

 

私のサイトでも、以前から「イチロー」などの生き方を紹介してきました。

山に登るには、ふもとから一歩一歩確実に踏みしめながら

登るしか他に方法は無いのです。

 

今回違う切り口で、型破りがどんなことなのか、学んでいただくことで

人生の成功者の「生き様」が、少しでもあなたの参考になればと思います。

人生の出会いで「型破り」な生き方をする人

人生の出会いで「形無し」の生き方になってしまう人

あなたの生き方は、今どちらに向かって進んでいますか?

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人生の出会いで「型破り」な生き方をする人

「型破り」な生き方をする人で、ネット検索すると

必ず故:中村勘三郎(18代目)の話と、立川談志

山の話が出てきます。今回、私も引用させていただきます。

 

伝統歌舞伎の御曹司に生まれた、勘九郎は新しい歌舞伎を

目指さないと、時代に置いて行かれてしまうと思ったそうです。

そんな時、新宿西口公園で唐十郎のアングラ演劇を見て

衝撃を受けたそうです。

 

これが、歌舞伎の原点だと先代の勘三郎(父親)に言ったら

「そんなこと考えている間に100回稽古しろ」と言われたそうです。

しかし、その意味がまったく理解できなかったそうです。

 

ここから引用です↓

そんなとき、子ども電話相談番組で

「型破りと形無しの違いはなんですか?」と質問があり、

回答者の無着成恭(僧侶で教育者)がこう答えた。

 

〝そりゃあんた、型がある人間が型を破ると「型破り」、

型がない人間が型を破ったら「形無し」ですよ〟

勘三郎は「 あっこれだ!」と先代の教えの意味を理解した。

 

以来、勘三郎氏は徹底的に型を習得し、練習に練習を重ね、

先代から受け継いだ十八番演目である「春興鏡獅子」の演技に

生涯をかけ心血を注ぐとともに、後継者であるわが子や

弟子に対しても幼い頃から徹底的に基本を叩き込んだという。

 

その土台をもとに、型破りな歌舞伎に精力的に取り組んだからこそ、

歌舞伎界の仲間からもお客様からも認めていただけたのである。

私自身も勘三郎の話を聞いて「なるほど!」とヒザを打った。

 

型破りな人の良い面は、いつも物事を面白くします。

人生に対する見方が風変わりで先入観がないので、

周囲の人達も無意識に、いつの間にか自分を解き放し、

笑い声を上げて自分の中の無邪気な面と向き合ってしまいます。

 

いつの間にかあなたは、『サウンド・オブ・ミュージック』の

ジェリー・アンドリュース演ずるマリアの前の7人の子どもたちに

囲まれていつの間にか歌っているトラップ大佐になってしまっています。

掴んだ幸せの裏には、たくさんの試練や絶え間ない努力があります。

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人生の出会いで「形無し」の生き方になってしまう人

これとは正反対に、コツコツやることが苦手で奇抜なことを

狙い撃ちするように選ぶ人がいます。

人目を引くような芸術被った活動を一生懸命やる人もいます。

 

自分の確固たる信念がなくて、目的が曖昧で、目標に沿った

行動が取れず、周りの反応を気にしてばかりいては、

あなた自身がモヤモヤを抱え続ける毎日になってしまいます。

 

型破りな性格の悪い面が出てしまうと、真面目さが欠如しているので

周囲に無責任なやつという印象を与えます。

他人とのトラブルも結構多めです。はたから見ると、好き勝手に

生きてるようにみえるため、いらだちを覚えさせたりします。

 

「何かあの人本音で生きてないよね」と周囲から見られてしまい、

結果として型破りな人生にはなりません。

〝そりゃあんた、型がある人間が型を破ると「型破り」、

型がない人間が型を破ったら「形無し」ですよ〟

となってしまいます。

 

「あなたにとって、一番あなたらしい人生」

「周りと比較しない、これが自分だ…と思える人生」

それこそ、あなたにとって本当の「型破りな人生」です。

 

どんな仕事でも、基本の「型」を徹底的に覚えること、

つまり「型にはまる」ことは、一見没個性に見えます。

選んだあなたは、自主性がないように思われがちです。

 

しかし、実は違うのです、型に一度はめることで、

基本を覚え、自分で無意識に体が動くできるようになると、

自然と応用ができる用になります。

やがてあなた独自の手法を生み出せるようになります。

 

一見回り道のように見えたこのやり方、

実は個性や自主性を出すことの近道なのである。

ですから、勘三郎は徹底して一門にやらせています。

 

立川談志は、弟子の立川談春の著作「赤めだか」で、

型ができていない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。

型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。

どうだ、わかるか?

 

お後がよろしいようで、ということでしょうか?

今日は、一寸趣向を変えて、引用話を引き合いに出して

「型破り」談義になってしまいました。

 

洋の東西、時代の新旧を問わず。王道に近道はないようですね。

明日からも、コツコツ目的に向かって進みましょう。

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