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社会人の出会いでは、いろいろな困りごとに遭遇します。
それでも、一つ一つ丁寧に解決していくことで、
あなたのスキルも上がり、信頼も上昇します。
しかし、言われもない嫌疑、言いがかりと言うものも
時としてあなたの身に降り掛かって来ます。
よくあるのが、会社での上司や仲間からのもの。
そんな時、あなたはどんな対処をしますか。
「岡田くん、君か?倉庫の整理をサボッたのは!」
まったく身に覚えがないのに、上司はとても怒っている……
そんな状況に直面したことはありませんか。
「ウソ、いうんじゃない!俺の目は節穴じゃないんだぞ!」
(節穴だというのは、私は良く解っていますよ!)
と、濡れ衣を着せられ、説明しようにも聞き耳を持ちません。
あとになって他の人が原因だとわかっても、
ひとことも謝るでもなく、
「ふだんから、しっかりやっていないから、疑われるんだ」
などと、開き直りで自己を正当化するのですから、たまりません。
こういう人の話し方は、「損する話し方」という以前に、
「損する人格」と言えるでしょう。私のサイトでは、
本人のためにも、会社のためにも「カウンセリング」
に行かれることをおすすめする次第です。
ところが、性格的に問題のない「あなた」が
この上司と同じような「困った人」と思われてしまったら、
それこそ大損だと思いませんか?
社会人の出会いで、問題が起こったら大騒ぎする人
社会人の出会いで、問題が起こったら周囲が手を貸してくれる人
この小さな違いについて見てみましょう。
小さな違いが、長い人生では大きな差になってしまいます。
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社会人の出会いで、問題が起こったら大騒ぎする人
仮に、あなたの職場で自分の机の上の、
本来あるべき所に資料がなかったとしたら、
あなたならどうしますか?
机の引き出しの中、机の下や隣席との間など、
とにかく身の回りを探しませんか?
最後にどこで見たかを思い出そうとしたり、
車の中に置き忘れてないかと考えたり、
家に電話をしたり、とにかく「自分がなくした」
という前提で探しませんか?
ところが、こんな困った人も最近増えています。
机の周りをちょっと探しただけで、パニクって、
「机の上においた資料がない、どうしたのかしら」
と、仕事場のフロアー中に響くような声で叫び、
大騒ぎする人がいます。
こういう言動が危ないのは、
「誰か持っていったでしょう!」と周囲の人に
取られかねない危うさを秘めていることです。
もちろん、誰かのせいにしたいわけではないのでしょうが、
そう聞こえてしまうのです。
同僚も、「なに、この人私を疑っているわけ……」
と思ったら、誰も「一緒に探してみよう」
という気になりませんね。
そして、散々大騒ぎした結果、鞄の中から出てきて、
「ああ、よかった」のひとことで終わりです。
周りの人には、何か「疑われ損」をしたような
割り切れなさが残ってしまいます。
こういう人は、同じことを繰り返します。
いつか本当に誰かが持っていってしまった時でも、
「どうせ、自分でどこかに置き忘れたんだろう。
だらしないやつだから」と思われ、
関心を持たれなくなってしまいます。
こういうタイプの人は、キャパシティーが少ない人
なんですね。自分の中の許容量を超えてしまうと
勝手にテンパってしまうという傾向の人です。
こういう人が、上司だと面倒ですね。
部下や同僚の場合は、与える仕事量を、常人の
半分とか1/3とか能力を見極めて対応することです。
どんな職場でも、企業でもこういう人って必ずいます。
仕事の内容にもよりますが、裏方に徹してもらったり、
なるべく人に迷惑のかからない、誰にでもできる
簡単な仕事しかやらせないようにするしか方法はないでしょう。
職種にもよりますけれど、少なくともお客様の前には
出さない方がいいと思います。
多分、急に能力が上がったり、テンパリが消滅するという
そんな都合のいいことは無いと思います。
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社会人の出会いで、問題が起こったら周囲が手を貸してくれる人
前のタイプの人とは真逆で、
大した探しものでもないのに、周囲のみんなが
手を貸してくれる人もいます。
どういう人かというと、懸命に自分の周りを探し、
記憶をたどってみてもダメで、どうしても見つからなかったら、
そこで素直に協力を求める人です。
「すみません、みなさん。A4で黄色いファイル
何処かで見ませんでしたか?昨日、家に帰る前に
机の上に置いたままで出ちゃったと思うんですけど、
記憶違いみたいで、見つからないんです。
もしかしたら、間違えてどこかに置いてしまったかも
知れないので、すみませんが、みなさんの机の周りを
探していただけませんか?」と。
人は、自分のミスを告白している人には冷たい視線は、
向けにくいものです。
「よし、みんな探してみようよ」と言ってくれる人が現れたり、
「出先から帰ってきた時、車に忘れたんじゃない?」
「鞄の中は見たかい?もう一度、確認してみたら?」と、
的を射た指摘をしてくれる人が現れることもあるでしょう。
困ったときの態度ほど、人は嫌われたり、好かれたりするものです。
パニックになってお大騒ぎするのではなく、
謙虚な気持ちで協力を求める手法が、
自分に得をもたらす話し方の基本です。
その落ち着いた態度が、周囲の人を安心させ、
信頼感を醸成していくこともあります。
今日今からでも、始めましょう。
あなたの仕事上で、多少なりとも参考になれば
大変嬉しいです。
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